赤川「出木杉ストレート」命名 内角低めにズバッと

[ 2012年2月4日 06:00 ]

ジャイアンのような形相で投げるヤクルト・赤川

 ヤクルトの4年目左腕・赤川がキャンプ2度目のブルペン入り。109球を投げ込み、右打者の内角低めに決まる直球を「出木杉ストレート」と命名した。

 「去年までは(内角低めは)スライダー回転も多かったけど、きょうは良い回転だった」。漫画「ドラえもん」に登場するガキ大将に似ていることから「ジャイアン」という愛称が定着した赤川。豪快なイメージとは裏腹に、内角低めの直球は「出来過ぎ」と謙虚に話し、同漫画の秀才キャラ「出木杉君」にちなんで名前をつけた。

 1月に宮崎で和田(オリオールズ)と合同自主トレを行い投球時の体重移動などのアドバイスも受けた。昨季はプロ初勝利を挙げ一気に6勝(3敗)をマークした。ジャイアンの出木杉ストレートが多ければ多いほど、その勝ち星は伸びていく。

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2012年2月4日のニュース