ダル衝撃!レ軍主砲がアルコール依存症再発…離脱も

[ 2012年2月4日 06:00 ]

1月、ダルビッシュのレンジャーズ入団会見後に握手するハミルトン

 ダルビッシュ有投手(25)が加入し、世界一を狙うレンジャーズに衝撃が走った!ダラス・モーニングニューズ紙など複数の米メディアは2日(日本時間3日)、主砲のジョシュ・ハミルトン外野手(30)がアルコール依存症を再発させたと報道。球団幹部は「状況は認識しているが、今はコメントはできない」と言葉を濁した。

 飲酒は30日の夜、テキサス州ダラスのバーでのこと。その後酔った勢いで同僚キンスラーを電話で呼び出すと、逆に自宅に帰るよう説得された。ハミルトンは09年1月にもアリゾナ州のバーで飲酒。当時は翌日に大リーグ機構や球団に通知し謝罪したため、カウンセリング受講以外の処罰はなかった。2度目の失態にヤフー・スポーツは「交渉中の契約延長は白紙。長期契約は難しくなった」と厳しく批判した。

 再発によって怖いのは、酒に酔うと薬物に手を出す傾向があることだ。ハミルトンは01年に自動車事故で腰を痛めると、アルコールと薬物の依存症に陥った。03年からは3年間出場停止。8カ月以上の断酒が認められたことで06年途中から復帰したが、今でもシーズン中に3日に一度は尿検査を受けていた。

 球団も最大限サポートしてきた。過去2年間のシャンパンファイトの前には「ジンジャーエール・ファイト」を敢行。本人がクラブハウスを出るまで酒は出さなかった。さらにジョニー・ナロン氏を個人コーチとして契約。遠征時など常に行動を監視させた。ただ、同氏は今オフにブルワーズの打撃コーチに就任し、代役は現在置いていない。

 謹慎などになれば、開幕からの出場に影響を及ぼすことは必至。ダルビッシュ加入で「悲願の世界一が近づいた」と喜んだレ軍。先月20日のダルビッシュ入団会見で笑顔を振りまいたハミルトンの処遇が待たれる。

 ◆ジョシュ・ハミルトン 1981年5月21日、米ノースカロライナ州生まれの30歳。99年ドラフトでデビルレイズ(現レイズ)に全体1番目指名で入団。07年にレッズでメジャーデビュー。同年オフにレンジャーズへ移籍。08年から球宴に4年連続出場し、球団初のリーグ制覇に貢献した10年、ア・リーグMVPに輝いた。1メートル93、109キロ。左投げ左打ち。

 ≪ダルビッシュの入団会見VTR≫特別ゲストとして登場したハミルトンは「投球を映像で見たが、打者を牛耳っていた。クラブハウスの雰囲気にも溶け込むだろう」と評し「打線は援護する」と約束した。大きな期待がプレッシャーになることは否定。ダルビッシュが年明けにテキサス視察した際にも対面しており「彼は自分の能力や、成し遂げてきたことに自信を持っている」と太鼓判を押していた。

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