清武の乱 2日に第1回公判 直接対決は持ち越しに

[ 2012年2月2日 06:00 ]

 昨年11月、当時の巨人・清武英利球団代表兼GM(61)による渡辺恒雄球団会長(85)への批判に端を発した一連の騒動で、双方が東京地裁に提訴した問題は、2日に第1回公判が行われる。

 裁判には清武氏自身が出廷予定。渡辺会長は出廷しない。12月に読売新聞グループ本社と球団は清武氏に1億円、清武氏は渡辺会長と同グループに6200万円の損害賠償を求めて提訴。この日、清武氏の吉峯啓晴弁護士(62)は「球団は選手、コーチ、ファンのものでもある。だからこそ内部の決まりは守らねばならず、最高権力者(渡辺会長)も例外ではない」と話した。一方の巨人・原沢敦球団代表兼GM(55)は「読売本社の法務部にお任せしている。こちらから申し上げることはございません」と語った。

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2012年2月2日のニュース