ルーキー大嶋 入場テーマは布袋先輩「卒業アルバムで見ました」

[ 2012年1月30日 14:16 ]

自主トレーニングを終えた日本ハム・大嶋は列をつくるファンにサイン。手には群馬の先輩である「斎藤に渡してくれ」と女性ファンから頼まれたプレゼントの紙袋も

 日本ハムのソフトボール出身の異色ルーキー、ドラフト7位・大嶋匠捕手(21=早大)が、登場曲を人気ミュージシャン布袋寅泰(49)の「バンビーナ」に決めた。

 アップテンポな曲調に乗りながら、95キロの巨体を揺すって打席に向かう。札幌ドームで流れる選手入場曲。大嶋は「絶対にこれ、って決めています。どうですか?良くないですか?」と目を輝かせながら思い描いているプランを披露した。

 「バンビーナ」とは99年に発売された布袋のシングル。週間オリコンランキングでは最高2位を記録したヒット曲で、高校野球の応援ファンファーレとして度々使用される。大嶋にとって布袋は母校の群馬・新島学園の大先輩。「友達の父親が布袋さんと同級生なんです。布袋さんは中退されているんですけど、卒業アルバムに写っているのを見ました。軽音楽部の布袋さんは一人だけオーラが違って、メチャクチャ格好良かった」と大興奮で語った。

 布袋との面識はなく、ライブを見に行った経験もない。それでも「バンビーナ」は大好きな曲だけに「カラオケでは歌わないようにしています」というポリシーを持っているほど思い入れのある曲だ。北海道のファンの前で響かせたい。そのためには1年目から1軍で打席に立つしかない。

 「“バンビーナ”が流れるように頑張らないといけないですね。いつになるか…。いや、できるだけ早く」。布袋大先輩にささげるためにも1軍デビューを目指す。

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2012年1月30日のニュース