“お騒がせ”ミレッジに、先輩から“成功3カ条”

[ 2012年1月29日 06:00 ]

自転車に乗ってバレンティン(右)とともにクラブハウスに戻るミレッジ

 ヤクルトの新外国人・ミレッジが、バレンティンから日本で成功するための3カ条を伝授された。

 来日1年目の昨季、31本塁打でタイトルを獲得した大砲は、自身の経験をもとに(1)日本語を早く覚えろ(2)心を開け(3)同僚と関係を築け、と進言。「話を聞く耳を持つことが大事。彼は3拍子そろったプレーヤーだし、スワローズにとってもプラスになる」と熱く語った。

 07年に放送禁止用語連発のCDを発売したり、米国内で渋滞に巻き込まれ、来日が1日遅れたりと「お騒がせ男」のミレッジも、先輩助っ人のアドバイスにはさすがに耳を傾けた。メジャー時代の09年から面識があり「彼は日本での経験もあるし心強い。聞いたことと、自分が感じたことをうまく一緒にしてやっていくことが大事」と真摯(しんし)なコメント。それでも「日本は文化も食べ物も違うけど、米国だけではなく、南米でもプレーしたことがある。そこで順応できたのは強み」と自己主張も忘れない。

 神宮室内では「4、5年ぶり」と話すマシン打撃に四苦八苦しながらも、時折快打を連発するなど適応能力はさすが。「開幕で100%以上の力が出せるように調整するだけ」と不敵に笑った。

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2012年1月29日のニュース