いよいよセンバツ出場32校決定 関東一“平常心で待つ”

[ 2012年1月27日 06:00 ]

 第84回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が27日、大阪市内の毎日新聞大阪本社で行われる。昨秋の明治神宮大会を制した光星学院(青森)や東京大会優勝の関東一などが優勝候補に挙げられる。また、21世紀枠では東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻工(宮城)が選出されるかどうかにも注目が集まる。

 ≪プロ注目1年生・中村「直球でねじ伏せたい」≫選出確実な東京大会の覇者・関東一は、平常心で発表を待つ。千葉県白井市内の同校グラウンドで行った練習を見守った米沢貴光監督は「ここまでは順調にきてる。ここからどれくらい上積みができるか」と4年ぶりのセンバツへ意気込みを示した。

 昨秋は秋季東京大会からベンチ入りした1年生右腕の中村祐太が、東京大会決勝の帝京戦で1安打完封してプロのスカウトの評価も急上昇。最速138キロ右腕は「全国レベルの打者を直球でねじ伏せたい。楽しみです」と、打者としての評価も高い超高校級右腕の花巻東・大谷や光星学院の田村、北条のプロ注目コンビとの対戦を熱望していた。

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2012年1月27日のニュース