選手会長で主将の栗山 なでしこジャパンの沢が理想像

[ 2012年1月21日 06:00 ]

早朝の雪の中、西武ドームを背に黙々とランニングする西武・栗山

 今季から選手会長と主将を務める西武の栗山が埼玉・所沢の西武第2で自主トレを公開。サッカー女子日本代表の主将・沢穂希を手本にチームをけん引する覚悟を語った。

 雪が舞う球場でランニングを行い、室内ではフリー打撃も実施。昨季は打率・307を残した新主将は「年が明けて(主将の)気持ちが出てきた」と笑った。理想のリーダー像は沢。グラウンド内外で周囲とコミュニケーションを取り、監督とのパイプ役も務めてチームをまとめる姿に感銘を受けた。沢はこれまで4冊も本を出版しており、栗山は「機会があれば読んでみたい」と語った。

 早速、2月のキャンプから動く。例年、宿舎の食事会場は仲のいい選手が固まる傾向が強く「席を替わってもらう」と座席をシャッフルする意向。チーム全体に「なでしこ」のような一体感を生み、4年ぶりVを狙う。

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2012年1月21日のニュース