ダル経済効果260億円!イチロー&松井超え

[ 2012年1月20日 06:00 ]

ダルビッシュのレンジャーズ入団を伝えるニュースに足を止める買い物客(協力・秋葉原オノデン)

ダルビッシュ、レンジャーズ決定

 大リーグ・レンジャーズに入団したダルビッシュ有投手(25)が与える経済効果は日米合わせて約260億円!プロ野球・阪神の優勝に伴う経済効果算出などで知られる関西大大学院の宮本勝浩教授(67)が試算した。CM出演の問い合わせもマネジメント会社に殺到。広告代理店関係者は「出演料は瞬間的に2億円に達する」との見通しを語った。

 宮本教授の算出したダルビッシュの経済効果額は、アメリカ分の177億2178万円と日本分の82億円を合計し、259億2178万円。単純比較はできないが、00年にマリナーズ入りしたイチロー外野手(38)が約50億円、03年ヤンキース入りした松井秀喜外野手(37)が約180億円とも言われた。その額をはるかに上回る。

 宮本教授はダルビッシュがプロ野球・日本ハムに入団した年に、1試合平均約10%弱の観客増加を記録したことから、今年のレンジャーズの観客動員が5%増加すると仮定。入場料金が6億7194万円、球場で消費される飲食物、グッズなどの代金が3億3957万円増収などとした。

 さらにレンジャーズに入る宣伝広告費を約10億円、日本人ファンの応援ツアーによる経済効果を約30億円、放映権料の増加額を約10億円と仮定。直接的な経済効果の合計を約70億円と計算した。

 さらに、グッズ業者などが潤うことで、従業員らの所得が増加し、2次的に消費が活発化する効果を指摘。最終的には、米国の経済効果は70億円の2・5倍に上るとした。

 日本においては、日本ハムに支払われるポスティング・システムの入札金約40億円を直接的な経済効果として算入。総務省統計局などによる、日本の経済活動をまとめた指標「全国産業連関表」を基に、2次的な経済効果も含めた金額を82億円と推定した。CMの増加による消費増加などのプラス分は、ダルビッシュ退団に伴う日本ハム球団の損失と相殺した。

 宮本教授は「イチローや松井のとき、放映権料の増加が100億円に乗ったことなどを考えるとこれでもかなり控えめな計算。もちろんシーズンで活躍すれば、もっと金額は上がる。アメリカの好景気は日本の景気にも波及する。活躍を期待したい」と話した。

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