ダル、レンジャーズ合意!決め手は特別条項

[ 2012年1月20日 06:00 ]

レンジャーズ移籍が決まったダルビッシュ

 レンジャーズは18日(日本時間19日)、ポスティング・システム(入札制度)で独占交渉権を獲得した日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)と契約合意したと発表した。午後4時(同19日午前7時)の締め切り3分前の成立だった。

 6年契約で、出来高を含めた総額は6460万ドル(約49億7420万円)。一時は破談の可能性もあったが、サイ・ヤング賞を獲得すれば、5年目終了後にFAとなる特別条項を手にしたことが、劇的決着というドラマを生んだ。

 ダルビッシュの代理人を務めるアーン・テレム氏、団野村氏の2人の目は充血していた。午後5時15分から行われたレンジャーズ・ボールパーク内での記者会見。団野村氏は「本当に合意できたのは締め切り3分前。一瞬、駄目かと思った」と振り返った。

 17日からの2日間で、双方が球団事務所にいた時間は計19時間あった。団野村氏は「(ホテルに)帰ってからも(電話などで)やった。昨日(17日)あたりは厳しいと思った」という。レ軍関係者によると「最終日(18日)は午前中に大筋で合意できなければ、決裂もあった」と明かす。

 着地点となる年平均1000万ドル(約7億7000万円)を超え、基本となる年俸総額で6060万ドル(約46億6620万円)にこぎつけたのは午前11時すぎ。そこから、サイ・ヤング賞を含むタイトルボーナスなどの出来高総額400万ドル(約3億800万円)、契約期間内の故障による保障、専属通訳、トレーナーなど細かい付帯条項の確認などを詰めた。全てがギリギリの攻防だった。

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