青木 主力の代役で入団 ブルワーズ 異例のテストで獲得決断 

[ 2012年1月18日 08:28 ]

 青木をめぐる動きは、過去の入札制度での移籍と比較して異例だった。ブルワーズは日本に駐在スカウトがおらず、情報不足のまま青木の入札に参加。独占交渉権を得た後に米国に呼び“入団テスト”を行ったうえで、獲得を決断した。

 昨季ナ・リーグMVPに輝いたブラウンは昨年末、薬物検査で陽性反応を示したことが明らかになり、規定違反が確定すれば、今季は開幕から50試合の出場停止処分を受ける。青木は出場が危ぶまれる主力選手の代役候補として挙がった。

 ブルワーズは主砲フィルダーの移籍が濃厚で、攻撃力の低下は避けられない。青木が外野で定位置を獲得できれば、持ち味の巧打で存在感を発揮できるだろう。(共同)

続きを表示

2012年1月18日のニュース