マー君から斎藤の夢リレーも…3・10台湾戦の代表に内定

[ 2012年1月18日 06:00 ]

昨年4月の慈善試合前に2人で募金活動を行った楽天・田中(左)と日本ハム・斎藤

 今年3月10日に行われる東日本大震災復興支援試合「日本代表―台湾代表」(東京ドーム)で、日本代表メンバーに楽天・田中将大投手(23)が内定、3イニングの予定で先発することが17日、分かった。

 日本ハム・斎藤佑樹投手(23)も代表に内定。同戦では「マー君→佑ちゃん」の豪華リレーが実現する可能性もあり、将来の日本代表を担う若い力が復興への懸け橋となる。代表メンバーは24日のプロ野球実行委員会で承認され、26日に正式発表される。

 田中が復興支援試合の旗印となる。東日本大震災の被災地・宮城県仙台市に本拠を置く楽天。その新エースが日本代表の顔として先発に指名された。投球回数は3イニングを予定している。

 震災への思いは強い。開幕から「被災した方々に元気と勇気を」という一心で奮闘し、19勝5敗、防御率1・27の好成績でタイトルを総なめし沢村賞も獲得した。シーズン終了後は「タイトルを獲って明るい話題を提供しようと思うことで、最後はひと踏ん張りできた」と熱い思いを吐露していた。

 復興支援試合では、同じく日本代表入りする日本ハム・斎藤との「競演」も予想される。当初は東日本大震災からちょうど1年後となる3月11日のオープン戦、楽天―日本ハム(倉敷)での対決が予定されていた。日本ハム・栗山監督が「非常に大切な日」と位置づけ、斎藤を登板させる意向を示したことから、星野監督も田中を登板させる計画だった。

 結果的に3・11の「直接対決」は流れるが、代わりに東京ドームで2人が力を合わせる。昨年、東日本大震災の復興支援として開催された球宴第3戦(Kスタ宮城)では田中が先発で1イニング。斎藤も6回に中継ぎで登板した。今度は「マー君→佑ちゃん」へ直接タスキがつながれる可能性もある。星野監督も「台湾は大震災について多大な援助をしてくれた。そういう意味でも、球界にとっていいことだと思う」と話した。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年1月18日のニュース