減量の心配なし 村田 打撃改造中「気にせず練習ができるのは大きい」

[ 2012年1月16日 06:52 ]

巨人に移籍した村田は新しい打撃フォームで鋭い打球を放つ

 横浜からフリーエージェント(FA)で移籍した巨人・村田修一内野手(31)が15日、鹿児島県奄美大島でDeNA・筒香嘉智内野手(20)らと行っている自主トレを公開した。

 より飛距離を意識し、点から線への打撃改造にも取り込む。現地での自主トレではグリップの位置を従来より下げた新フォームで打ち込み。以前は高い位置から球を叩くイメージだったというが「それだと点で捉える感じで、少しでもずれると統一球は重く感じる。低い位置からレベルスイングを意識して、線で捉えるイメージ」。

 昨年はこの時期100キロ近かったという体重は、節制によりベストの92、93キロに近い94キロを維持。「例年はまず減量だったのが今年はない。体重を気にせず野球の練習ができるのは大きい」と質の高い練習で技術を高めている。

 「打点は自己最高の114打点は超えたい。長距離砲と言われるからには30本塁打は打ちたい」と目標とする数字も口にした。伝統の聖域での新たな挑戦へ。ミスターを狙い続けた先に、新たなミスターの雄姿がある。

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2012年1月16日のニュース