中島 控えで最長6年のめず「1年なら勉強で我慢と思っていたが」

[ 2012年1月11日 06:00 ]

西武と現状維持で契約し、報道陣の質問に笑顔で答える中島

 西武・中島が西武ドーム内で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2億8000万円プラス出来高(金額は推定)でサインした

 ポスティング・システム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指したが、独占交渉権を得たヤンキースとの交渉が決裂した中島。会見では「1年なら控えでも勉強のつもりで我慢と思っていたが、来年も相手に言われた契約でやらないといけないという契約だった」と破談の理由を説明した。

 中島側は1年契約満了後にFA権を付ける契約を希望も、ヤ軍は中島が自動的にFAとなる6年間の保有権を主張。控え選手として最長6年間プレーする条件をのむことはできなかった。

 契約更改の席では球団の提示額に即サインして、今季へ気持ちを切り替えた。順調なら今季中に海外FA権を取得する。「挑戦できる時が来たらまたしたい。今回はそのタイミングじゃなかった。今は日本一に貢献するという気持ちだけです」。4年ぶりの日本一を置き土産に、今オフ再び夢の舞台を目指す。

。昨季は全144試合に3番で出場し、打率・297、16本塁打、100打点とチームをけん引。オフにした。

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2012年1月11日のニュース