“東都のMr.ゼロ”亜大・東浜争奪戦「本当にプロは全然意識してません」

[ 2012年1月1日 07:27 ]

今秋ドラフト最大の目玉・東浜

 今年のドラフト最大の目玉は、亜大の右腕、東浜巨(なお)投手(21)だ。1年春からエースとして活躍。東都リーグ史上最多の17完封をはじめ、リーグ記録を軒並み塗り替える勢いで最終シーズンに臨む右腕のライバルは見当たらない。菅野智之(東海大)、藤岡貴裕(東洋大)、野村祐輔(明大)のBIG3で沸いた昨年ドラフトから一転、東都の「ミスター0」に人気が集中しそうだ。

 文句なしのドラフト1位候補。興味は何球団が重複するかだ。1年春から順調に勝ち星を積み重ねた東浜は、3年間で通算26勝。戦国東都で過去に11人しか達成していない30勝の大台は目前だ。

 当然、プロのスカウトからの注目度は飛び抜けて高い中でも本人は至って冷静だ。「ゆくゆくはプロというのは昔からの目標です。でもまずは大学でやりきらないと先に進めない。本当にプロは全然意識してません」

 最速152キロの直球だけでなく、多彩な変化球を巧みに操る器用さも兼ね備える。昨秋には松沼雅之氏(東洋大―元西武)が「死ぬまで破られないだろうと思っていた」という通算15完封のリーグ記録をあっさりと塗り替えた。

 今年は大場翔太(東洋大―ソフトバンク)の持つ歴代最多の410奪三振の更新に期待がかかる。現在通算327奪三振。あと83に迫っているだけに故障さえなければ、十分に射程圏内にある。それでも本人は「数字にはあまり興味がないです。昔から個人の成績より優勝だと思ってます」と言い切る。

 沖縄尚学でセンバツ優勝し、亜大でも1年から活躍。同世代をけん引してきた東浜が、いよいよプロの世界に1番人気で飛び込む。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2012年1月1日のニュース