松井 石川に帰郷…初の所属なし越年も「待つのみ」

[ 2012年1月1日 06:00 ]

小松空港に到着した松井秀喜(中央)は大勢のファンの出迎えを受け笑顔

 アスレチックスからFAの松井は31日、日航機で石川県能美市に帰郷した。小松空港の到着ゲートに姿を現すと、地元ファンら約300人に出迎えられ思わず笑顔を見せた。

 所属先は年内に決まらなかったが「ただ待つのみ。いい状態でトレーニングができているし、(春季キャンプ開始前の)2月中旬に100%になるように、少しずつ準備していきたい」と話した。国内でDeNAが獲得に興味を持っていることも明らかになったが、メジャーにこだわる姿勢は変わらない。

 12年は日米通算プロ20年目。出迎えた父・昌雄さん(69)も「メジャーの球団と契約すれば(年数が10年目で)巨人と並ぶ。彼にとっても金字塔になるでしょう」と感無量だ。バットでも「息子の本塁打はいつ何度見てもうれしいもの。(背番号55にちなみ)555号を目指してほしいですね」と日米通算505本塁打からの上積みに期待した。

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2012年1月1日のニュース