プロ1年目の打撃コーチ…松井 中畑監督と“師弟”復活も

[ 2011年12月31日 10:21 ]

1993年の巨人秋季キャンプで中畑打撃コーチ(当時)からアドバイスを受ける松井秀喜(右)

 DeNAの池田純球団社長(35)は30日、アスレチックスからFAとなった松井秀喜外野手(37)の獲得に強い興味を示した。松井はメジャー残留を基本線としているが、交渉は長期化の様相。中畑清監督(57)にとっては巨人打撃コーチ時代の愛弟子でもあり、日本球界復帰の選択肢が浮上した場合は、新球団の目玉として獲得に乗り出す方針だ。

 松井にとって、新球団とは不思議な縁もある。中畑監督は、93年に巨人にドラフト1位で入団した時の打撃コーチ。自宅の地下室で打撃指導を受けるなど、日本を代表する強打者に育て上げてくれた師匠の一人だ。また、高田繁GMも96年から01年まで巨人の外野守備走塁コーチなどを務め、ヤクルト監督時代の09年には「(交渉のために)ニューヨークに行ってもいい」と、ヤンキースと契約最終年だった松井の獲得を熱望。ともに師弟の絆は強い。

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2011年12月31日のニュース