帰国前に心境吐露 松井「そんなに高い望みがあるわけではない」

[ 2011年12月28日 09:06 ]

ケネディ国際空港で記者の質問に答える、米大リーグのアスレチックスからFAとなった松井秀喜外野手

 米大リーグ、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった松井秀喜外野手が27日、ニューヨークのケネディ国際空港で帰国便の搭乗前に、大リーグ移籍後初めて来季の所属先が決まらずに帰国する心境を「今はまだ来季まで頭が回らない。しっかり準備しながらチームが決まるのを待つだけ」と語った。

 ブルワーズからFAとなった注目のプリンス・フィルダー内野手の所属先が決まらず、同じ左打ちの指名打者候補は契約が遅れている。松井にはオリオールズ、レイズなどが関心を示しており、アスレチックス残留の可能性は低いという。「そんなに高い望みがあるわけではないし、話を頂いて聞くだけ。もちろんフラットな気持ちで」と話した。(共同)

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2011年12月28日のニュース