青木　渡米準備着々！国際免許も取って「自分で運転」

キャッチボールに汗を流す青木

　ポスティング・システム（入札制度）で独占交渉権を獲得したブルワーズと交渉中のヤクルト・青木が、マリナーズ・イチロー、日本ハム・斎藤との年内最後の合同自主トレを行った。早大の後輩でもある斎藤を相手にしたフリー打撃ではイチローに続いて打席に立った。

　練習後、斎藤に「来年、頑張れよ」と声を掛けたという青木は「先輩、後輩（の間柄）だし、“はい！”って答えがあったぐらい」と説明。２２日に続く２度目の合同トレには、「（イチローには）“来年もよろしくお願いします”と言いましたけど、（それ以外は）話すこともせず体を動かした。イチローさんの練習は密度が濃い」と充実の表情で振り返った。

　年明けにはブルワーズ首脳陣へ公開練習するために渡米。「契約できたらアリゾナでキャンプできる」と米国でのイチローとの再会に胸を躍らせる。既に今季ブルワーズに所属した斎藤（ダイヤモンドバックス）から情報収集しており、近く国際免許を取得する。「ミルウォーキーはそんな大きな街じゃないし自分で運転した方がいい。車の中の時間は好きだし、気分転換にもなる」。着々と準備を整えている。