球団方針曲げて大幅譲歩も…笠井オーナー代行「残念」

[ 2011年12月20日 06:00 ]

 ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行は、杉内が下した巨人移籍の決断を受けて「われわれとしてはホークスが彼を必要としていることをしっかり伝え、慰留に全力を尽くしたが、引き留められず残念である」と広報を通じてコメントを発表した。

 同オーナー代行は編成委員会の委員長も兼務している。14日に行われた2度目の残留交渉に直接出馬し、杉内が問題視してきた年俸変動制ではなく固定の4年総額20億円の条件を提示。球団方針を曲げて大幅な譲歩案を示したが、エース左腕を引き留めることはできなかった。和田、ホールトンに続く主力投手の流出で、今後は新外国人投手の獲得など補強を急ぐことになる。

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2011年12月20日のニュース