胸躍らせる青木「スーパースターと一緒。楽しみ」

[ 2011年12月18日 17:09 ]

落札球団がブルワーズと球団社長から伝えられ、記者の質問に答えるヤクルトの青木宣親外野手

 ヤクルトは18日、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍を目指している青木宣親外野手(29)を落札した球団はブルワーズと発表した。

 青木はこの日、衣笠球団社長から電話で落札した球団を伝えられたという。ブルワーズが今季ナ・リーグ中地区を制した強豪で、最優秀選手に選ばれたブラウンが所属しているのは知っている。「外野を守ることになれば、スーパースターと一緒にできるわけだから楽しみ」と胸を躍らせた。

 前日17日に入札があったことが分かってからは、落札したのがどこなのか「気になっていた」と明かす。数日前、今季ブルワーズに所属した斎藤と偶然にも食事をともにしたそうで「斎藤さんはいい印象を持っていて、街並みも気に入っていたみたい」と話した。

 今後は契約交渉が始まる。神宮球場のクラブハウス内で筋力トレーニングに励んだ29歳は「具体的になってきて、すごくほっとしているが、契約は代理人に任せている。自分は練習して、しっかり準備することだけ」と表情を引き締めた。

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2011年12月18日のニュース