杉内「生涯ホークス」一転…修復できなかった昨オフの亀裂

[ 2011年12月18日 10:20 ]

 ソフトバンク・杉内は、過去にはオフのイベントで福岡と球団への愛着を何度も公言してきた。また新聞紙上で「生涯ホークス」の文字が躍ったこともあった。実際、そのはずだった。

 昨シーズン中には、来年から小学生になる長男の小学校の学区に合わせて引っ越しも検討していた。それが180度変わったのは、昨オフの契約交渉だった。選手の気持ちを逆なでするような球団側の不誠実な対応に、当時は「話す気にもなれなかった」と不快感をあらわにしていた。

 そんな思いを1年間、引きずった中でのFA宣言。ソフトバンクとの残留交渉では、球団側の誠意は感じ取った。福岡市の球団事務所で行われた14日の交渉では、都内の本社から笠井和彦オーナー代行も駆けつけ、杉内が疑問を投げかけていた年俸変動制を固定に戻して金額を提示。杉内はこの日「笠井社長には本当に感謝していますし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と口にした。

 担当者を代えて行われた今季中の交渉は年俸システムを除けば終始、和やかだった。だが、昨オフの交渉で生じた信頼関係の亀裂は、最後まで修復できなかった。

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