杉内 結論は持ち越し 契約内容に変更も 代理人「持ち帰って検討」

[ 2011年12月14日 13:09 ]

移籍か残留か、結論が持ち越しとなったソフトバンク・杉内

 FA宣言し、巨人移籍の可能性があるソフトバンクの杉内俊哉投手(31)が14日、ソフトバンクとの残留交渉を行ったが、残留か移籍かの結論は持ち越しとなった。

 杉内本人は出席せず代理人の酒井辰馬弁護士のみで臨み、ソフトバンク側は笠井和彦オーナー代行も同席した。

 巨人と同じ4年総額20億円を基本としているが、金額的に上積みもあった可能性があり、さらに契約内容も球団側が主張する年俸変動制ではなく、杉内側が希望する固定制の4年契約という。

 杉内の代理人の酒井辰馬弁護士は「条件面は言うことはない。本人がどこでどういう野球をしたいかというところ。持ち帰って検討する。少し時間がかかる」と話した。

 先月29日にFA権行使を表明してから公の場では初の残留交渉。杉内が改善を求める成果報酬が強く反映される査定制度についてソフトバンクの笠井オーナー代行は「完璧という制度はない。謙虚に受け止めて、改善につなげていきたい」と話した。

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2011年12月14日のニュース