山下大輔氏 横浜DeNA2軍監督就任へ

[ 2011年12月13日 06:00 ]

横浜DeNAの来季2軍監督に就任することがわかった山下大輔氏

 横浜DeNAの来季2軍監督に山下大輔氏(59)が就任することが12日、分かった。近日中にも正式な就任要請を行う。山下氏は73年のドラフト1位で慶大から大洋(現横浜DeNA)に入団。巧みな守備からゴールデングラブ賞を8度受賞。「大ちゃん」の愛称で親しまれた14年の現役生活を1球団で全うした。

 引退後は横浜のヘッドコーチなどを経て、03年から2年間は横浜の監督を務めた。09年にはドジャース傘下のルーキーリーグチームの守備コーチも務めるなど、指導者としての豊富な経験は、高田繁GMの評価も高い。

 9日に正式発足した中畑政権ではすでに1軍ヘッドコーチにOBの高木豊氏、1軍内野守備走塁コーチに現2軍監督の白井一幸氏、1軍外野守備走塁コーチに二宮至氏の就任が決定している。生え抜きの山下氏、高木氏を要職に据え、駒大の後輩に当たる白井氏、巨人時代の同僚の二宮氏を配置することで、バランスを取った形だ。高田GMはこの日「(組閣は)早くやらないといけないんだけどね。そこが決まれば俺の仕事もほとんど終わりだよ」と話し、急ピッチで1軍投手コーチなど残されたポストの最終的な人選に入った。中畑新体制の全体像がはっきりと見え始めてきた。

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2011年12月13日のニュース