弟・尚巳氏と兄弟でヤクルトオーナー 松園直已氏死去

[ 2011年12月13日 06:00 ]

 ヤクルト球団相談役最高顧問で元球団オーナーの松園 直已氏が9日午後3時7分、心不全のため神奈川県鎌倉市の病院で死去。89歳。長崎県出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は妻百合子(ゆりこ)さん。

 松園氏は98年に球団オーナーに就任。01年に日本一を経験するなどして03年に退いた。69年から91年までヤクルトの初代オーナーを務めた故松園尚巳氏は双子の弟。尚巳氏も球団史上初の海外開催となる米ユマキャンプを行うなどして78年に初の日本一に輝いており、兄弟でオーナーとしてともに日本一を経験した。今後は都内でしのぶ会(日時未定)が行われる予定。

 ▼若松勉氏(元ヤクルト監督)入団当時から、凄くかわいがっていただいた。節目にはお手紙をいただいていた。(01年・監督として日本一に)よくやった、と凄く喜んでくれたのを思い出します。

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2011年12月13日のニュース