帆足ソフトB入り13日に表明「熱意、誠意感じた」

[ 2011年12月13日 06:00 ]

 西武から国内フリーエージェント(FA)宣言した帆足和幸投手(32)が、13日にソフトバンク入りを表明することが分かった。

 8日に都内で行われたソフトバンクとの初交渉では、年俸変動制の4年契約の提示を受けた。成果報酬型の条件で、出来高を全てクリアすれば総額は約10億円。「自分のハートが熱く燃えるところでやりたい。ソフトバンクには熱意、誠意を感じた」と話していたが、この日までに家族との相談を重ね、気持ちを固めた。

 九州三菱自動車での社会人時代まで過ごした出身地の福岡の球団ということも背中を押した。親しい関係者には「社会人まで福岡で過ごしてきた。やっぱりもう一度、地元で野球をしてみたい。福岡で投げたい思いが強くなった」と漏らすなど、地元愛が移籍決断の要因になったようだ。

 今季は選手会長を務めるなど、11年間在籍した西武には愛着がある。FA宣言後には残留要請を受け、条件も提示された。西武残留も視野に入れて行使した帆足も「自分を一番必要としてくれるところでやりたい」と悩んでいたのは確かだ。チームメートからの引き留めに加え、11月23日のファン感謝イベントではスタンドからかけられた「西武に残って」の声が胸に響いた。

 電話で済ませる選手が多い中、13日の表明前に西武球団に対して直接移籍する旨を伝えにいく。それが、帆足流のけじめだ。11年間育ててもらった感謝を態度で示し、その後に自分の言葉で進路を明らかにする。西武で通算75勝を挙げた左腕が、福岡で再出発を切る。

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