帆足ソフトBにグラリ 出来高クリアなら4年総額10億

[ 2011年12月9日 06:00 ]

ソフトバンクとの初交渉を終え、心境を語る帆足

 週明けにも「ソフトバンク・帆足」誕生へ――。西武からFA宣言した帆足和幸投手(32)が8日、都内ホテルでソフトバンクと初交渉を行い、年俸変動制の4年契約の提示を受けた。成果報酬型の条件で、出来高を全てクリアすれば総額は約10億円。交渉を終えると「自分を必要としてくれる、自分のハートが熱く燃えるところでやりたい。ソフトバンクには熱意、誠意を感じた」と、好印象を口にした。

 福岡出身の帆足にとって、地元への愛着は強い。金銭的な条件にはこだわりはなく「今はFAして僕が一番(重きを)置いてるのは、本当に自分を必要としてくれる球団」と力を込めた。年俸変動制については「活躍すればもらえる、やらなければ下がる。やりがいのあるシステムだと思う」。11年間在籍した西武からは残留要請を受けているが、FA交渉解禁日に獲得に名乗りを上げたソフトバンクに対して気持ちは傾いており「早い段階で答えを出したい」と明かした。

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2011年12月9日のニュース