選手兼任監督を熱望した工藤氏 今後は一投手として…

[ 2011年12月6日 07:08 ]

DeNAとの監督就任交渉が打ち切りとなり、報道陣の質問に答える工藤氏は浮かぬ顔

 横浜DeNAは工藤氏に初代監督への就任要請を行っていたが、チーム編成の権限などをめぐり、高田GMと意見が合わずに契約交渉の打ち切りを通告された。

 現役投手でもある工藤氏は選手兼任監督を熱望。この件は高田氏にも了承を得ていたという。「現役引退は考えてなかった。(監督を)引き受けたとしても、もう少しやりたいという気持ちが出てきたのは確か」

 ヤクルトの古田敦也監督以来のプレーイングマネジャー就任は幻に終わったが、現役への思いは一層強くなったようだ。「今辞めなくても、もう少し続けていってもいいんじゃないかと。肩のこともあって悩んだこともありましたけど、もっともっと前向きに考えてもいいじゃないかと思っている」。監督就任は破談となっても、一投手として将来を見据えた。

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2011年12月6日のニュース