高田GM 補強は積極的 村田に面談も「彼の決断を待つ時間はない」

[ 2011年12月6日 06:55 ]

就任会見で新監督候補との交渉断念を語る高田新GM

 高田新GMは就任会見で、横浜DeNAのチームづくりの方向性を明確に打ち出した。

 補強については積極的に動いている。FA宣言した村田に対してはすでに残留交渉を行ったという。「村田君とは一度会って話をしました。だけど、彼の決断を待つ時間はない。補強は進めています」。巨人入りが有力な主砲との交渉と並行して、巨人を退団したラミレスとの交渉も重ね、今週中にも獲得が発表される方向だ。

 また、ソフトバンクからFA宣言した杉内との交渉も進める。他にも中日をFA宣言した小池の獲得は決定的。巨人をFA宣言した鶴岡の獲得も濃厚となっている。「オーナーには任されている」と編成に関して全権を有するGMならではの成果でもある。

 ◆高田 繁(たかだ・しげる)1945年(昭20)7月24日生まれ、大阪府出身の66歳。浪商、明大を経て、67年ドラフト1位で巨人に入団。正左翼手として68年新人王、71年盗塁王を獲得しV9に貢献。80年オフ現役引退。85年から日本ハム監督、巨人コーチ、同2軍監督、日本ハムGM、ヤクルト監督を歴任。日本ハムGMとしてリーグ優勝2度、日本一1度を経験した。

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2011年12月6日のニュース