館山 手術終え綿密プラン披露「開幕2週間後に復帰」

[ 2011年12月5日 06:00 ]

トークショーで笑顔を見せる(左から)畠山、石川、宮本、相川、館山

 11月に右手血行障害手術を終えたヤクルト・館山が4日、館山流の復帰プランを明かした。神宮で行われたファン感謝デーに出席し、右手指、手のひら、右肘と合計46針を縫った大手術後の詳細なリハビリ内容について言及。

 (1)当面は他競技のボールを握って指先の感覚を養う(2)1月5日にキャッチボール再開(3)12月末から1カ月間は米ハワイで毎日15キロ走り込み(4)2月15日にブルペン入り(5)復帰は開幕から2週間後…。理論派ならではの綿密な計画を明かした。

 (1)については現在、傷口への負担を軽減するためにスポンジボールを使用。「まだ遊ぶくらいだけれど、来週には軟式テニスのボールにしたい」とし、その後は硬式テニス→軟式野球→ソフトボールへ移行した上で1月中旬に従来の硬式球へ戻すという。来年3月30日の開幕復帰は「見えていない」と微妙な情勢だが、術後の筋肉量減少を見越し、術前は1日4時間のウエートトレをこなすなど用意周到。「復帰は開幕から2週間後」の実現は、先発陣の駒不足に悩むチームにとって希望の光となる。

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2011年12月5日のニュース