ド軍 先発左腕のカプアーノ獲得…黒田の残留ほぼなくなる

[ 2011年12月3日 09:44 ]

 米大リーグ、ドジャースは2日、メッツからフリーエージェント(FA)となった先発左腕のクリス・カプアーノ投手と2年契約で合意したと発表した。公式サイトによると総額1千万ドル(約7億8千万円)。先発投手の頭数がそろったことにより、ドジャースからFAとなった黒田博樹投手が残留する可能性は極めて低くなった。

 6月に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したドジャースは現在、球団売却交渉中で、年俸総額を抑える方針。自己最多の13勝をマークし、年俸1200万ドル(約9億4千万円)からのアップが予想される黒田との再契約より、年俸の安いカプアーノの獲得を優先させたとみられる。黒田は今オフのFA市場の注目選手で、古巣の広島復帰も視野に入れている。

 33歳のカプアーノは今季、メッツで救援2試合を含む33試合に登板し、11勝12敗、防御率4・55だった。(共同)

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2011年12月3日のニュース