新監督本命の工藤氏 三浦をキャプテン指名

[ 2011年12月2日 06:00 ]

工藤氏は、自宅マンション内でトレーニングを終え囲み取材を受ける 

 横浜DeNAベイスターズの新監督候補として一本化されている元西武の工藤公康氏は、球界参入が承認された後に横浜市内で取材に応じ「(参入が)決まったの?おめでとうございます」と話した。

 DeNAからの正式な就任要請は届いていないため「まだ現役続けるかもよ。来年も再来年もね」とおどけたが、横浜は07年から3年間在籍した古巣で愛着もある。「新しい、勢いのある会社がチームを持ってもらえて、その中で選手が伸び伸びやってくれれば、いい結果も出る」とDeNAの参入を歓迎した。

 工藤氏は横浜再建策についても「最年長投手は三浦でしょ(37歳)。将来指導者になりたかったら、あいつが引っ張らないと。“僕は自分のことだけ”じゃだめ。チームは強くならない」と、三浦をキャプテンに指名するプランを披露した。左肩の状態は思わしくなく、既に心の中は決まっている。早ければ週明けの5日にも現役引退表明と同時に、工藤新監督が発表される。

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2011年12月2日のニュース