カンボジア新コーチ就任の広沢氏「五輪野球復活の一助に」 

[ 2011年11月28日 18:33 ]

 プロ野球ヤクルトなどで活躍した広沢克実氏(49)が28日、東京都内で野球のカンボジア代表チームのコーチ就任会見に臨み「東南アジアで野球を広めて五輪で野球の復活につながれば」と抱負を述べた。

 コーチはカンボジア代表の西村重明監督に依頼された。同国の実力は「(日本の)中学生の中盤レベル」だが「子どもたちに夢を与えたい」とも。日本で解説者業をこなしつつ月1度程度訪ね、指導や普及活動を行う。1984年ロサンゼルス五輪の野球(公開競技)で金メダルに輝いた日本代表の一員で、五輪への思いは強いだけに「最終目標はIOC(国際オリンピック委員会)にこれだけ多くの国が野球をやっていると知ってもらうこと」と話した。

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2011年11月28日のニュース