中田 一発サイン宣言!「希望額とか関係ない」

[ 2011年11月28日 06:00 ]

室内練習場で打撃練習を行う日本ハム・中田

 4年目でチーム2冠王に輝いた日本ハム・中田翔内野手(22)が28日に札幌市内の球団事務所で行われる契約更改交渉で一発サインすることを宣言した。

 「希望額とかは関係ない。球団がどう評価するか。それを聞いて“こんなに評価してもらった”なのか“これしか評価してもらえなかった”と感じるか。でも、保留することはない」。

 18本塁打、91打点はともにチームトップで、8月下旬からは、原因不明のめまいなどに苦しみながらも143試合に出場。今季年俸1800万円から4000万円近くまでのアップが見込まれるが「現状維持と言われたらきついけど」と全てを球団に委ねる意向だ。

 来季は社会活動にも力を入れる。東日本大震災後には100万円の義援金を被災地に送った。「昨年(10年)の年俸1200万円。100万円は正直、きつかった」。それでも「今でも苦しい生活をしている人がいる。被災した子供たちを球場に招待したい気持ちはある。1000人とかは無理やけど…」と継続支援を約束した。

 入団当初は「小遣い30万円」発言などで周囲をあ然とさせた。高級アクセサリー、高級車も購入した。そんな22歳だが「今は自分の欲しい物は全部ある」と言った。ヤンチャだった中田は随分と大人になっていた。

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2011年11月28日のニュース