野村 4安打無四球完封で悲願の日本一!

[ 2011年11月27日 18:46 ]

愛知学院大を無四球で完封し、両手を広げて喜ぶ明大・野村

第42回明治神宮野球大会最終日 明大2―0愛知学院大

(11月27日 神宮球場)
 監督、主将に続き、明大の野村が胴上げで宙を舞う。学生最後の登板は9回に146キロを記録するなど、4安打、無四球完封。制球、洞察力と持ち味を披露し、91球、打者27人で片付けて有終の美を飾った。「日本一にこだわりがあったので、思いがかなってよかった。4年間で一番いい試合」と晴れやかな表情を見せた。

 4年前の夏の甲子園決勝。広島・広陵高のエースとして8回に痛恨の逆転満塁本塁打を浴びた。「日本一を取れるところで落としてしまい、その悔しさがある」。今も頭をよぎる悪夢を最後は力強い投球で断ち切った。「チームとしては百点だが、個人として点数は付けられない。これからが厳しい戦いだから」。歓喜と達成感をエネルギーに、次は広島でプロの舞台に挑む。

続きを表示

2011年11月27日のニュース