新井「すっきり」FA権行使した上で残留決定

[ 2011年11月23日 06:00 ]

 今季に2度目のFA権を取得した阪神・新井が、権利を行使した上で残留することを明かした。

 兵庫県西宮市の球団事務所で「(和田)監督の気持ち、球団の方の気持ちが伝わった。考えた結果、宣言して残留というのを決めました」と話した。球団側も本人から残留の意思を伝えられたことを発表。合意条件は3年契約で、来季からの2年間は年俸2億5000万円プラス出来高払い、3年目はその際に話し合う形になるとみられる。

 この日、和田監督に残留を報告した新井は「気持ちが固まってすっきりしている。あとは自分が期待に応えるだけ」と意気込みを口にした。球団事務所を訪れた指揮官も「本人の顔を見たかった。チームの中心選手。残ってくれると信じていた。これで次に進める」と今季93打点でタイトルを獲得した4番打者の残留に満足げ。沼沢正二球団本部長も「4番バッターやから。こんなうれしいことはない」と話した。

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2011年11月23日のニュース