信頼があればこそ ソフトバンク 底力を見せた下位打線 

[ 2011年11月21日 14:15 ]

 【佐々岡真司氏の日本シリーズ第7戦分析】中日投手陣の前に機動力を生かし切れず、なかなか長打も出ない。そんな中で3回無死一塁からの長谷川。第6戦の8回には、送りバント失敗でチャンスをつぶしていた。

 同じ無死一塁。頭には当然、前日の失敗があったろう。その初球だ。バントも予想した中日バッテリーがストライクを取りに来た真ん中低めの134キロを迷わず打った。中越え二塁打。川崎の押し出し四球による先制の1点につながった。甘い球を逃さず1球で仕留めた一打。8番が長打でつなぐ。ソフトバンク打線の怖さがそこにある。

 4回もそうだ。先頭の松中が四球で出ると、秋山監督は続く松田に手堅く送りバント。下位打線にも信頼があればこその策で、9番・山崎が見事に応えた。追い込まれながら右方向を意識してネルソンの144キロの外角直球を右前へ。9番が貴重な追加点である。

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