MVPの小久保今オフ手術へ 持病の椎間板ヘルニア

[ 2011年11月21日 06:00 ]

<ソ・中>マウンドに集まり、喜びを爆発させる小久保(左から4人目)らソフトバンクの選手たち

日本シリーズ第7戦 ソフトバンク3―0中日

(11月20日 ヤフーD)
 指揮官に続き、ソフトバンク主将の小久保も宙を舞った。「興奮しすぎて酸欠状態で行った」というマウンド付近で5度の胴上げ。40歳でのMVP受賞は99年秋山(現監督)の37歳を抜く最年長だ。

 お立ち台で「すみません、監督」と笑わせた後「そんなに長く野球人生は残っていないので最高。2度と忘れることのない年になった」と万感の思いを込めた。

 苦難の末に栄冠をつかんだ。4月12日の開幕戦で右手親指剥離骨折、8月には左第9肋骨骨折。終盤は持病の頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアが悪化し、シリーズ終了後に手術を受けることを決断していた。激痛をこらえながら精神的支柱としてチームをけん引。この日は4打数無安打だったが、第2~6戦で5試合連続安打と気を吐いた。

 今季は通算400号を達成し、2000本安打には残り38本と迫る。これまで7度の手術を受けたが、王貞治球団会長の「報われない努力があるというのなら、それはまだ努力と呼べない」との言葉を胸に乗り越えた。誰もが認めるリーダーは最後に「8年ぶりの日本一、長くお待たせしました」。ファンと喜びを分かち合った。

 ≪シリーズ最年長MVP≫40歳1カ月の小久保(ソ)が自身初のシリーズMVP。過去、シリーズ最年長MVPは99年秋山(ダ)の37歳6カ月。小久保はこの記録を大幅に更新した。今シリーズは7試合に出場し25打数8安打の打率・320。40歳以上の野手でシリーズ全試合に出て打率3割を超えたのは小久保が初めてだ。

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