吉見、魂の108球!お立ち台で絶叫「勝ちます!」

[ 2011年11月19日 21:55 ]

6回ソフトバンク無死、川崎の遊邪飛となる打球を指さす中日・吉見
Photo By スポニチ

日本シリーズ第6戦 中日2-1ソフトバンク

(11月19日 ヤフーD)
 再びセ界のエースがマウンドで君臨した。王手をかけられての敵地のマウンド。そんな重圧の中でも、吉見は冷静に燃えていた。
 
 「負けたら終わりだったので“やったろ”と思って行きました」。打線が初回に2点をプレゼントしてくれたことで「同点まではいいや、と思っていたのがよかったのかも。一人一人、シーズン中と同じ気持ちで投げられた」。7回2/3を108球、5安打1失点。リーグ2冠の貫禄で先発の責任を十分に果たすと、あとは岩瀬、浅尾に託した。

 対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、泣いても笑っても残り1試合。「ここまできたら勝って終わりたい」と吉見。お立ち台でインタビュアーに「一言」を促されると、一段と力強く「勝ちます、以上です」と声を張り上げた。

続きを表示

2011年11月19日のニュース