第6戦で決める!秋山監督「先は見ないよ」

[ 2011年11月19日 06:00 ]

練習を終えグラウンドを後にする秋山監督

日本シリーズ第6戦

(11月19日 ヤフーD)
 コナミ日本シリーズ2011は19日、ソフトバンクの3勝2敗で第6戦を迎える。王手をかけ本拠地に戻った秋山幸二監督(49)は、先発予定のない先発投手をブルペンに待機させ、一気に胴上げを達成する態勢を整えた。一方、中日の落合博満監督(57)は、今シリーズ打撃不振の谷繁元信捕手(40)を直接指導。その復調を巻き返しの原動力に変える。巨人内紛劇による異様な雰囲気が球界を支配する中、頂上対決は最終段階を迎える。

 巨人の内紛劇が引き起こした雑音は、プレーで封じるしかない。ヤフードームでの前日練習を見守った秋山監督は、一気にシリーズを畳み込む考えを明かした。指揮官は「目の前にある試合を全力で取りに行く。先は見ないよ。負けた時、考えればいいことだからね」と第6戦を総力態勢で迎えることを明かした。

 この日は軽めの調整で切り上げた投手陣は、今までにない戦力が整った。まず第3戦に先発し、第5戦では1年ぶりに救援登板した摂津を、引き続きブルペンで待機させる。さらに第4戦で先発した今季19勝の最多勝右腕ホールトンも「行きたい」と中継ぎ登板を志願。指揮官も「状態が分からないと使いにくいからね。いい投手から使っていく」と先発でも好投した2人を積極的に起用する方針だ。

 もちろん「本職」たちの準備も万端だ。4試合連続で登板したため、2日間の休養を取った中継ぎエースのファルケンボーグも「あした(19日)2回を投げるのは問題ない」と余裕を見せた。今シリーズ絶好調の森福、そして第5戦で復調の気配を見せた守護神・馬原も「投げろと言われたところで投げる」と出番を待っている。

 第6戦の先発はもっとも信頼できる左腕・和田だが、有事の際も盤石なブルペンから強力な二の矢三の矢をつぎ込む準備は整った。日本一なら8年ぶり。球団名がソフトバンクに変わってからは初だ。球界最高の舞台は、巨人のスキャンダルにかき回された。東日本大震災の影響を残して始まった特別なシーズンの頂点を決める戦い。今こそ野球の底力を見せるため、全力のパフォーマンスで締める。

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