王手にも笑顔なし 秋山監督「次も全員で勝ちにいく」

[ 2011年11月17日 22:17 ]

1回、先制の生還をした川崎(右側中央)を迎えるソフトバンクの秋山監督(左端)

日本シリーズ第5戦 ソフトバンク5―0中日

(11月17日 ナゴヤD)
 本拠地で2連敗して乗り込んだ敵地で3連勝。8年ぶりの日本一に王手をかけたソフトバンク・秋山監督の顔に笑みはなかった。「一戦一戦、勝ちにこだわって一生懸命やってきた結果がこういう形になった。先に点を取れたのが大きかったし、(先発の)山田が普段通り投げてくれたのも大きかった」と淡々と振り返った。

 終わってみれば、5―0の快勝だったが、内容的には第4戦までと同様に投手戦。初回に先制点をもらった先発・山田が6回を3安打無失点。摂津、森福、馬原の継投も見事に的中した。

 これで王手をかけて本拠地・福岡に戻る。秋山監督は「すんなり行くとは思っていない。次も勝ちにこだわって全員で勝ちにいくだけ」と表情を引き締めていた。

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2011年11月17日のニュース