「時の人」岡崎ヘッド来季留任 桃井オーナーが陳謝

[ 2011年11月16日 06:00 ]

球場を出る岡崎ヘッド

 巨人は内紛の最大要因となった来季のヘッドコーチ人事で、岡崎コーチの留任が決まった。桃井オーナーが同コーチと会談し、来季もヘッドコーチとして手腕を振ってもらいたいと要請した。

 清武球団代表が11日に発表した声明文の中で、来季のヘッドコーチとして江川卓氏の名前が出たことで一躍「時の人」となった岡崎コーチ。同コーチは「内容は言えない。話をしたということです」と話すにとどまったが、桃井オーナーは「彼には特に迷惑を掛けてしまった。ああいう形で(表に)出て非常につらい思いをしたと思う。岡崎君とも随分長く1対1で話した」と陳謝したことを明かした。

 同ヘッドコーチの留任に伴い、同オーナーは江川卓氏の来季の招へいについては「この状況では難しいと思う。近々に、ということはないだろう」と困難との見方を示した。渡辺球団会長が原監督が江川氏招へいを提案したとしたことにも「原監督の言うようにいろいろな話の中で名前が挙がったのでは…。僕は聞いていない」とした。

続きを表示

2011年11月16日のニュース