“愛弟子”が決めた!森野、延長劇打「4つ勝つまでは…」

[ 2011年11月13日 22:28 ]

10回中日2死一、二塁、森野が左前に勝ち越し打を放つ。投手馬原

日本シリーズ第2戦 中日2―1ソフトバンク

(11月13日 ヤフーD)
 息詰まる投手戦。試合を決めたのは、落合監督の“愛弟子”で選手会長の一振りだった。1―1の延長10回2死からアライバコンビが一、二塁のチャンスをつくる。「ここで決めてやろうと思って強い気持ちでいきました」という森野は馬原の投じた外角の速球を逆らうことなく、左翼へライナーのヒット。二走・荒木が本塁にヘッドスライディングで飛び込み、待望の立ちこし点を奪った。

 今季限りで退任する落合監督への思いは誰よりも強い。「監督のお陰でレギュラーになれたと思っているし、何とか最後にもう1度胴上げしたいんです」。

 1、2戦を連勝して本拠地に戻ることは大きなアドバンテージだが、森野は「とにかく4つ勝つまでは気を抜かず、めいっぱい戦いたい」と表情を引き締めていた。

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2011年11月13日のニュース