ラモスが恐怖語った「生きて帰れるか分からなかった」

[ 2011年11月13日 16:20 ]

救出され、報道陣に対応する米大リーグ、ナショナルズのウィルソン・ラモス捕手

 ベネズエラのバレンシアにある自宅近くで9日に拉致され、2日後に無事救出された米大リーグ、ナショナルズのウィルソン・ラモス捕手(24)が12日、報道陣に対応し、恐怖の体験について語った。

 家族との再会を果たした同捕手は「彼ら(犯人)は周到に準備していた。生きて帰れるか分からなかった」と口にし、犯罪集団は多額の身代金を要求するつもりだったことも明かした。

 ラモス捕手によると、捕らわれていた場所に国家警備隊が踏み込んでから、15分ほど銃撃戦が展開されたが、誰も負傷していないという。

 メジャー2年目の今季、打率2割6分7厘、15本塁打、52打点と活躍したホープは、14日に練習を再開して16日にはウインターリーグの所属チームでプレーする予定。(AP=共同)

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2011年11月13日のニュース