球児はFA行使せず残留 沼沢本部長「来季は来季」

[ 2011年11月11日 19:30 ]

 阪神は11日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した藤川球児投手が、権利を行使せずに残留することが決まったと発表した。

 藤川の代理人と交渉した沼沢正二球団本部長は「FA権を行使しないという話をもらった。来季も一緒に戦えるのはありがたい」と話した。藤川は将来的に米大リーグ挑戦も視野に入れており、来季にも海外FA権を取得する。同本部長は「(この交渉は)あくまでこのオフの話。来季は来季」と話した。

 藤川は球団を通じて「複数年契約の話もいただいたと聞いた。ありがたいと思うが、現時点では複数年を納得する形で全うする自信がないので、単年での契約をお願いした」とコメントした。

 球団は同じく国内FA権を持つ新井貴と鳥谷にも残留を要請している。

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2011年11月11日のニュース