帰国も未定　松井「まだまだ時間がかかる」

　アスレチックスからフリーエージェント（ＦＡ）になった松井秀喜外野手（３７）が１０日、ニューヨークでヤンキース時代の監督ジョー・トーリ氏の慈善基金パーティーに出席した。

　来季の所属先について「（交渉の進展は）何もない。多分まだまだ時間がかかるんじゃないかと思う」と、じっくり構える姿勢を示した。

　松井は昨オフ、エンゼルスからＦＡとなってアスレチックスに入団したが、前半戦の不振が響き、１４１試合に出場して打率２割５分１厘、１２本塁打、７２打点と振るわなかった。

　ただ、左翼を守る機会は増え、指名打者制のないナ・リーグでプレーする可能性についても「別に何もこだわりはない」と話した。今後のトレーニング計画や帰国日は未定だという。