DeNAヒアリング セは反応良好、パは慎重意見も

[ 2011年11月11日 06:00 ]

 プロ野球の12球団代表者らによる実行委員会のヒアリングは外部機関も入り、DeNA社の財務調査も行われるなど中身の濃い質疑となった。

 質問に多くの時間が割かれたのは経営方針と健全経営、横浜スタジアム問題。特に長期保有についてはDeNA社に強く意思を確認するような質問も飛んだ。12球団の反応は主にセ・リーグが良好で、阪神・沼沢正二球団本部長は「印象は悪くない」。一方でパ・リーグには慎重な意見が多く、出会い系サイト問題などのコンプライアンスについての質問も集中。パの井上智治理事長(楽天オーナー代行)は「これから分析して議論する。客観的事実と合わせてどうか」とした。財務調査の結果を受けて22日に臨時実行委を開く予定で、中日・佐藤良平球団代表は「そこで方向性が出ると思う」と一定の方向性が固まる見通しを示した。

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2011年11月11日のニュース