リプケン氏が大船渡市で野球教室「前向きに生きて」

[ 2011年11月11日 06:00 ]

野球教室で中学生らとゲームを楽しむカル・リプケン氏

 大リーグ記録の2632試合連続出場記録を持つカル・リプケン氏が、東日本大震災の被害を受けた岩手県大船渡市で野球教室を行った。地元の中学生約70人を約2時間、熱心に指導し「笑顔を見られてうれしかった。楽しみながら前向きに生きてほしい」と話した。

 同氏が被災地を訪れるのは初めてで、倒壊した住宅や陸地に乗り上げた船など、津波の爪痕が残る光景に「心が痛んだ。つらいことより、前向きになれるように考えたい」と言葉を絞り出した。

続きを表示

2011年11月11日のニュース