巨人新助っ人候補 あの名GMにも評価された高い出塁率

[ 2011年11月10日 10:01 ]

松坂とハイタッチするハーミダ(左)

 巨人が今季限りで退団するアレックス・ラミレス外野手(37)の代役として、パドレスのジェレミー・ハーミダ外野手(27)の獲得を目指していることが9日、分かった。

  レッドソックスに所属した昨季。クラブハウスではおとなしく、練習に熱心なハーミダが報道陣に丁寧に対応した姿は記憶に新しい。

 07年オープン戦で対戦した松坂(同投手のメジャー球団デビュー戦)ともきさくに話す仲で、自身のバットをプレゼントしたりもしていた。同年は左肋骨を骨折した影響もあり、シーズン途中で戦力外。しかし、アスレチックスのビリー・ビーンGMに高い出塁率や潜在能力を評価されて移籍した。

 ハーミダは早くから注目され、02年の契約金は約201万ドル(当時約2億4300万円)。ヤンキースの黄金時代(90年代後半)に正右翼手として活躍したポール・オニール外野手と比較されたほどで、入団当初から「スイングは完成されている」と期待は高かった。今季は3Aの球宴に選出され、出塁率も・400。右翼も左翼もこなせるハーミダが日本の野球にマッチすれば、巨人にとって大きな戦力となる。

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2011年11月10日のニュース