菊池豪州へ出発「150キロ投げられるように」

[ 2011年11月9日 06:00 ]

ウインターリーグ参加あいさつ後、橋本2軍投手コーチと話す菊池

 西武の菊池がオーストラリアのウインター・リーグに向けて出発した。

 12月下旬までメルボルンのチームで腕を磨く左腕は「自分はスピードを期待されて(プロに)入った。今年は149キロ止まりだったので、150キロ投げられるようになって帰ってきたい」と意気込んだ。

 1年目は左肩を痛めて1軍登板もなく、今季デビューすると4勝を挙げて飛躍のきっかけをつかんだ。勝負の3年目へ現地では言葉の壁に加えて、自炊しながらのプレーとなるが「みんなハングリーで目つきが違う。野球以外の生活面を含めて勉強になる。割り箸を買っていかないと」と貪欲な姿勢を見せた。

 渡辺監督も「慣れない土地で生活はしんどいだろうけど面白いと思うよ」と異文化交流での成長に期待を寄せた。

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2011年11月9日のニュース