リプケン氏も斎藤隆ら参加 野球を通じた復興支援発表

[ 2011年11月8日 21:05 ]

式典に参加した斎藤隆(前列右端)、カル・リプケン氏(3列目左から3人目)ら

 在日米大使館(東京都港区)は8日、東日本大震災で被災した東北地方の球場の修復など、野球を通じた復興支援策を発表した。

 日米両政府が主導する「トモダチ作戦」の一環で、被災地への野球用具提供も行う。8日行われた式典には、支援に参加するために来日した、大リーグ最多の2632連続試合出場記録を持つカル・リプケン氏や、今季大リーグのブルワーズに所属した仙台市出身の斎藤隆選手らが出席。ルース駐日大使は「ゴールはシンプルなもの。日米の絆を強くすること」とコメントした。

 地元仙台市が被災した斎藤選手は今季、震災による甚大な被害に心を痛めながらプレーを続けた。斎藤選手は「一人でできることは少ないので、力をお借りして役に立てたらうれしい。始まりは悲しい出来事ですが、明るい未来に向かって頑張ります」と話した。

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2011年11月8日のニュース